2021年12月01日

動物病院を選択する条件(後編)

カテゴリー:動物医療市場

こんにちは。QAL startupsの久野です。
 

動物病院選択条件の最終回は、
動物病院の本業である「病気・疾病」です
病気に関しては、2つ導線があります。

①飼い主さんが気になって、診察を受けに来る場合
②専門家が何かしらの方法で発見してそのまま診る場合
どちらかです。

飼い主さん本人からの場合は、トリマーさんやショップスタッフや家族などに言われた場合も含みますが、
基本的には外観や臭いの変化が最も多くなります。
 

例えば、「毛が抜けている」「目がしょぼしょぼしている」「口が臭い」「便が緩い」などです。

もちろん、元気がない・どこかを痛がっているという理由で来院する場合もありますが、外観の変化が伴わない病気の発見は遅れます。

そのため、来院率調査でも「主訴が明確な疾病(なぜ病院に来たかが明確なもの)」が上位を占めることになります。
ただ、この場合気になることはあるけれども問題がない場合も数多く見られます。

対して、専門家が発見したうえでの診察の場合は、病気がある場合のほうが多いです。

原因としては「定期的な予防」「健康診断・物販その他」で獣医師や動物看護師が異常に気付いた場合や、
別の病院で既に診断を受けている場合の2次診療やセカンドオピニオンなどです。
この段階では、獣医師としての診断力とインフォーム力が特に重要になります。

動物病院との信頼関係が構築されるのも、裏切られたと感じて離れてしまうことも多くなります。
 
飼い主様が動物病院・獣医師のファンになるまでは、様々なステップを踏んでいます。
同様に、動物病院側も、ただ丁寧な対応をすればいいというだけではなく相手の状況とステージにあった対応が重要ですね。